友人からお金を借りてはいけない

友人からお金を借りると人間関係にヒビが入る

 今から20年ほど前に二人で一緒に仕事をしていた仲間に15万円騙し取られました。

 

彼は他社の人で応援に来てもらって一緒に仕事をしていました。

 

仕事態度は真面目でした。その彼が「来月分の部屋代を貸してほしい」というのです。

 

話を聞けば、奥さんが経営する美容院(鹿児島県)で雇っていた美容師の連帯保証人になり、多額の借金を背負ってしまったというのです。

 

そして、給料の殆どを奥さんに送っているというのです。「社長に貸してもらったら?」と聞くと、「入社間もないので貸してもらえない」とのことでした。可哀そうに思い、1か月分の部屋代を貸しました。

 

その後少し間をおいて、後2カ月分の家賃を貸してほしいといってきました。彼はなんと3ヶ月分の家賃を滞納していたのです。彼は「鹿児島にいったん帰って親からお金を貰ってくる。それで返済する」というので2カ月分の家賃を貸しました。

 

その後、鹿児島から戻ってきた彼が私に返済したのはなんと1万円だけでした。私は鹿児島の彼の実家に電話してお母さんと話してみました。

 

彼の奥さんは確かに美容師ではあるが、美容院を経営はしていないこと、複数の友人からお金を借りて返済していないこと、どうにもならない息子だから警察にでも突き出してくれ、とのことでした。そして彼はすぐ引越ししました。引越し先はちゃんと聴き出していたのですが、札幌市内でもかなり田舎で、3回ほど行ってみましたが不在でした。

 

彼は最後に逢ったとき、「サラ金に追われている」と言っていました。私は彼に「友人に追われているのではない。逃げているだけだ。生活費を残して、後は返済に充てれば、誰も追ってこない」とハガキを書きました。連絡はありませんでした。

 

私はこの件は刑法上の詐欺にあたるのではないかと思い、弁護士に相談しました。弁護士の先生は「刑法上の詐欺にあたる。警察に告訴状を提出しなさい」と言ってくれました。そこで告訴状を作成し、南警察署に提出しに行きました。担当の警察官と1時間位話しましたが、結局、告訴状は受理されませんでした。受理した場合は、必ず捜査し、その結果を告訴状提出者に報告しなければならないからです。

 

結局、“お金を貸してほしい”と誰かに頼むこと自体、“火の車状態”であり、貸したお金は“焼け石に水”になり、返ってこないと考えるべきだと思うようになりました。

 

彼は結局、友人からも同僚の私からの信頼も失いました。

 

これが業者から借りたお金であれば、きちんと返済していたと思います。そうすれば信頼も失うことはなかったでしょう。

 

お金を借りる時は、知り合いからではなく、きちんとキャッシング業者から借りようと思いました。